精神疾患
インフォームドコンセントによって、その利益の恩恵を受けるのは患者の側なのです。
医者の側が何らかの医療事故のさい、その言い訳などにインフォームドコンセントをつかうことは、倫理的に許されないのです。
医師と患者様の間の考え方のギャップから生じると考えられるのです。
例えば、医師の病気の説明には、専門用語という専門家だけでしか通じない言葉があり、これだけで説明されると全く理解できないという事があるのです。
術前検査の時にもカウンセリングの時間があります。
この時、医師に直接気になることを尋ねてみると良いなのです。
インフォームドコンセントは、医療の受け手と担い手とが医療に関する情報を共有し、合意に基づいて治療法などを選択していく過程の中ではじめて実現するのです。
このガイドラインは、軽い侵襲から生命や身体に重大な影響を及ぼすような医療行為まで全ての検査や治療行為に関与する医療従事者と患者様およびご家族を対象としているのです。
インフォームドコンセントによって、患者は正確にげんざいの病状を認識し、よりゆたかな暮らしを追及できるよう、配慮することがたいせつになっているのです。
お互いが理解できる言葉で、確認しあいながら話し、お互いの理解を深めていく必要があるようです。
そのようにして、医師は専門家という意識を保ちつつ、患者様の身になって、患者様の為になる事を考えるよう心がける必要があるようです。
問題点をハッキリさせるために、前もって質問リストのようなものを作っておくのもお勧めとなっているのです。
質問に対する答えの内容はもちろん、質問をされたときの態度、答え方からも医師の姿勢が見えてくる筈なのです。
実際、中には質問されることを嫌がったり、面倒そうな顔をする医師もいると聞いているのです。
インフォームドコンセントは医療の担い手と患者様との、日々の誠実なコミュニケーションの積み重ねを通して成り立つものであり、あくまでも患者様を主体とし、患者様に観点が置かれている概念であることを理解する事なのです。
日本ではこれを説明と同意と呼んでいるが、医師が患者に対して十分な説明を行い、患者がその説明を理解・納得した上で、患者が検査や治療を行われることに同意することをさしているのです。
もちろん忙しいという理由もあるのでしょうが、もし質問に答えられないためにその場を避けようとしているのだとしたら、それは非常に大きな問題なのです。
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