歴史について
治験を行う医師が患者さんに治験について十分ご説明し、患者さんがその内容をよく理解された上でご本人の自らの考えにより 治験に参加することに同意するようになっているのです。
日本でも最近は医療に対する関心が高まってきているので、国公立の病院などでは、考えられる治療法とそれに伴う副作用・合併症を説明し、患者さんに選択してもらうところもあるのです。
インフォームドコンセントは、個人の権利に対する意識が高いアメリカで生まれました治療というサービスを受け代金を支払うというれっきとしたお客様となっているのです。
決して客だからわがままになってもいいよ、ということではないのです。
お互いが信頼し合い立場をよく理解した関係性をもって治療に望んで欲しいと思うのです。
参加していただいた患者さんの人権及び安全は最大限に尊重され、秘密は守られるのです。言葉は説明を受けたうえの同意と訳されているのです。
インフォームドコンセントという言葉をご存知でしょうか?
米国と日本では、医師と患者の関係が大きく異なり、日本式にとらえてしまうと、インフォームドコンセントの本来の理念は失われてしまうのです。
インフォームドコンセントは、患者が自分の病気と治療行為、副作用について、知りたいことを知る権利であり、治療方法を自分で決める決定する権利を持つことをいうのです。
インフォームドコンセントは、アメリカで生まれた言葉で、80年代半ばから日本でも必要性が認識されてきているのです。
医師が一方的に患者様を診断して治療を強制するいうのは遠い昔の話で、法的な視点で考えても患者様の自己決定権の保護を無視したやり方なのです。
患者本人の許可なしに、医師が患者以外に医療情報を話すのは、プライバシーの侵害になるのです。
日本では医師は患者よりも患者の家族と話し合って治療方法を決めるということが、しばしば見受けられるのです。
新薬開発に伴う診療実験などの問題でしばしば聞くものでこれらの問題にだけ必要であると思われていないかと思います。
わが国で、インフォームドコンセントとは知らされうえでの同意、納得同意、説明と同意等と訳されているのです。
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