意義とは
インフォームドコンセントの問題点も残っているのです。がんなどの告知や信仰などの理由で医療拒否、救急の場合など、まだ解決されていない問題があるのです。
説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれているのです。
言い換えれば、患者にとって情報公開と、患者の自己決定を重んじる翻訳を目指せば、それなりの責任が医者に対して大きく要求されるのです。
この辺りを考えていきたいようです。
インフォームドコンセントとは、患者様が診療を受けるにあたり、ご自分の病気に関する必要な検査や治療について医師から十分な説明を受け、その内容をよく理解され納得のうえ、患者様ご自身が適切な医療を選択し、治療をうけることなのです。
診療目的、内容などを、患者が理解できる言葉で知らせ、十分かつ分かりやすく説明し、説明内容を患者が理解したうえで、患者の承諾を得てから治療にあたることをいうのです。
なぜ、そもそも現代ではこのインフォームドコンセントが騒がれているのか、ということを考えてみますと、だれが生きられるのか。
だれが死ぬのかは、我々人間が決めなければならない時代になってきているということとなっているのです。
特に、医療行為や治験などの対象者が、治療や臨床試験/治験の内容についてよく説明を受け理解した上で 、方針に合意する 事なのです。
概念として、説明・理解と、それを条件にした合意の、いずれも欠けないことが重要となっているのです。
また、ここでの合意=consentとは、双方の意見の一致・コンセンサスという意味であり、必ずしも提案された治療方針を患者が受け入れるということを意味していないのです。
説明の内容としては、対象となる行為の名称・内容・期待されている結果のみではなく、代替治療、副作用や成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれているのです。
説明の内容としては、医師がわたしたち患者に対してこれから受ける検査方法や治療・手術方法の内容や意味、その効果、それに伴なう危険性、その後の効果の予想や治療にかかる費用などについて、十分にかつ、分かりやすい言葉や図、模型などを用いて説明をしてもらい、そのうえで検査、治療の同意することになっているようです。
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